栁川かおり
医師/料理家
クリスマスって好き。ふと息子が一言。どうして好きか聞いてみたら「プレゼントがもらえるから」。やっぱりね。そうだろうと思ってた。小学生の息子は、まだサンタさんからもらいたいプレゼントはたくさんあるみたいですが、娘のほうは中学生にもなると、あまり思いつかないらしいです。大人になってきたということなのでしょうか。
そういう私も、気が付けばすっかりプレゼントはもらう楽しさよりも贈る愉しみ。例えば、クリスマスにちょっとしたお菓子を送る。そんな時にもぴったりなのが、ラビトスロワイヤル。チョコレートでコーティングされたその中には、スペイン産のドライいちじくにブランデー風味のチョコクリームが入った、少し大人なチョコレート。私にとってはちょっと贅沢気分になりたい特別な日のおやつだから、クリスマスの贈り物としてもぴったり。このオリジナルの他に、ほんのり甘いキャラメルクリームの「塩キャラメル」と、ミルキーなホワイトチョコの「ホワイト」の3種類があるので、これをセットにして贈るのもいい。もともとおしゃれなパッケージなのでそれをいかしてラッピングもシンプルに。
落ち着いた色のペーパーリボンをかけてタグを添える。あとはお庭のローズマリーを添えてあげたら素敵かな。大袈裟すぎず、ラフすぎず。少しだけ気分が上がるような贈り物。
いつもはそのまま食べているけれど、クリスマスなのでケーキにのせてさらに贅沢気分で食べるのもいい。紙コップで焼いたチョコレートシフォンには、真ん中にチョコクリームをたっぷりと絞って仕上げにラビトスロワイヤルをトッピング。
いちじくそのままのまあるい形は、カップケーキにのったらキャンドルみたいに見えるかも。ますますクリスマスに贈りたくなる瞬間でした。
2児のママ。出産を機に2011年より料理ブログを開始。シンプルな料理をより美味しく!をモットーに、まいにち食べても飽きないような「おうちごはん」を目指す。2012年日本テレビ系「ヒルナンデス!」内の史上最大の家庭料理コンテスト「レシピの女王シーズン2」にて優勝し、初のレシピ本を出版。
和食料理人である父の影響により、幼少から実家店舗で料理の基礎を学び、現在も料理家の仕事と両立して和食料理店に立ち腕をふるう。食に関する9つの資格を有しており、企業のレシピ開発やTVなどのメディアでも活躍中。トライアスロンの国内大会では年代別優勝するほどの実力で「食✕スポーツ」の普及活動も精力的に行っている。