高橋善郎
料理家/トライアスリート
バレンタインが終わり、待ち受けるはホワイトデー。
ホワイトデーのお返しって結構悩みますが、高橋的にはいただいた気持ちを示すためちゃんとお返しすることが大切であって、内容はシンプルかつ簡単なものでいいんじゃないかなと思っている派です。先日、我が子(男の子)は一歳を迎えましたが、女の子がいれば物心ついた頃にバレンタインデーにチョコをもらって、そのお返しは手作りのお菓子で・・・なんてすごく憧れています。いつか実現しますように・・・。
そもそもホワイトデーはもとより、バレンタインの在り方も今は本当に多様化していますよね。高橋家では結婚する前からチョコをもらうということはあまりなく、バレンタイン前後に百貨店やスーパーなどの催事で気になるチョコがあれば買って一緒に食べるシェアタイプ。気になるチョコスイーツを一緒に楽しめてお互い気も使わないので結構おすすめです。とはいえ、店のスタッフや常連さんからは友チョコをいただいたので今年は「オスマン社 トルコ産 オーガニックレーズン」を使ったクッキーをお返しに。
舌の肥えたスタッフ、お客様が多いのでクッキー生地には米粉と高カカオチョコレート、クリームには上質なオーガニックサルタナレーズン、マスカルポーネチーズを使って素材の味が感じられる体に優しいクッキーを目指して作りました。
レーズンの香りと上品な甘さがあるので今回は砂糖も使わずに仕上げることに。レーズンとチョコの相性も最高ですよね。クッキーなので作り方も簡単。具材を混ぜたらオーブンで焼いてあとはレーズンクリームを好きなだけ挟めば完成!
体にも優しいクッキーですし、クリームに使っている材料もレーズンとマスカルポーネチーズなのでなんと一歳の我が子も食べることができました!
せっかくのホワイトデーは気を使うのはほどほどにして自分も楽しいものに。恩返しの方法もたくさんあるのでそれぞれの伝え方でみんなハッピーに。
2児のママ。出産を機に2011年より料理ブログを開始。シンプルな料理をより美味しく!をモットーに、まいにち食べても飽きないような「おうちごはん」を目指す。2012年日本テレビ系「ヒルナンデス!」内の史上最大の家庭料理コンテスト「レシピの女王シーズン2」にて優勝し、初のレシピ本を出版。
和食料理人である父の影響により、幼少から実家店舗で料理の基礎を学び、現在も料理家の仕事と両立して和食料理店に立ち腕をふるう。食に関する9つの資格を有しており、企業のレシピ開発やTVなどのメディアでも活躍中。トライアスロンの国内大会では年代別優勝するほどの実力で「食✕スポーツ」の普及活動も精力的に行っている。