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第23回 「アーモンド開花の季節」 2018年04月25日

今年の冬は雪がたくさん降り、寒さも厳しかったですね。しかし、春はそこまでやってきています。実際に東京では梅が咲き始めました。この2月になると私が待ちわびるのがアーモンドの花です。アーモンドはバラ科サクラ属の植物ですので、桜と同じような可憐な花を咲かせます。通常は、3月中旬から月末に掛けて見ごろを迎えます。日本ではアーモンドの商業的な農園はありませんが、アーモンドの花を観ることは出来ます。広く知られているのは、浜松市のフルーツパーク(約700本;http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/photo/spring/spring03.html)です。この他にも観光目的ではありませんが、鹿児島県湧水町でもこの季節に花を観ることが出来ます。
現在のアーモンドの起源には2種類があることが知られています。1つはイランとトルクメニスタンの間のコペト山脈に原種があり、もう1つはキルギスと中国西部の間のテンシャン山脈に原種があることが知られています。これら2種が交雑しながら、イラン、ロシアの南西部ザカフカス地方、そしてレバント(地中海東方)に広がったと考えられています。原種(野生種)のアーモンドの実は他の野生種ナッツ類と同様に苦味が強く、食用に適していませんでした。が、ヒトは野生種の苦い個体を早期排除し、徐々に品種改良することにより苦味を消していったのです。現在流通しているアーモンドの実だけで100種類以上あり、様々な味や食感を楽しむことが出来ますが、花もそれぞれに異なることが知られています。個人的には、いつか世界中のアーモンドの花の写真を撮りに行きたいと願っています。

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