クルミの2023年11月の出荷統計が発表されました。
2023年11月の出荷量は殻付きが23,369 ショートトン(以下st)で前年同月比約6%減、剥き身が29,069 stで前年同月 比で約21%増となりました。
<11月出荷量内訳>
◆殻付き アメリカ国内向け:963 千ポンド(前年同月比 21% 減)
輸出向け:45,776 千ポンド(前年同月比 6% 減)
合計:46,738 千ポンド(前年同月比 6% 減)
◆剥き身 アメリカ国内向け:27,567 千ポンド(前年同月比 45% 増)
輸出向け:30,570 千ポンド(前年同月比 5% 増)
合計:58,137 千ポンド(前年同月比 21% 増)
<11月単月出荷量の各国内訳>
日本向け剥き身 :2,381,637 ポンド(前年比 4% 増)
韓国向け剥き身 :3,968,364 ポンド(前年比 85% 増)
香港向け殻付き :43,120 ポンド(前年比 11% 減)
中国向け殻付き :88,184 ポンド(前年比 85% 減)
インド向け殻付き :5,113,790ポンド(前年比 147%増)
ドイツ向け剥き身 :5,743,483 ポンド(前年比 15% 減)
トルコ向け殻付き :21,065,341ポンド(前年比 38% 増)
UAE向け殻付き :2,160,508 ポンド(前年比 79% 減)
パキスタン向け殻付き:132,276 ポンド(前年比 50% 増)
日本向けに関しての2023年11月末迄の総出荷量は、4,613,854ポンド(前年比2%減)となっております。
現地状況
・剥き身はアメリカ国内での需要が好調。
・インドの殻付き需要が強く、単月昨年比147%増となっている。一方中国への出荷が鈍化している。
・今年は旧正月が例年より遅いが、業界としては旧正月向けの需要に期待している模様。
・昨年は品質の問題で買い控えていたヨーロッパ諸国のクリスマス需要が戻ってきている様子。