クルミの2024年7月の出荷統計が発表されました。
2024年7月の出荷量は殻付きが 3,922 ショートトン(以下st)で前年同月比約5%増、剥き身が 18,517 stで前年同月比で約8%増となりました。
<7月出荷量内訳>
◆殻付き アメリカ国内向け:6,042 千ポンド(前年同月比997%増)
輸出向け:1,802 千ポンド(前年同月比74%減)
合計:7,844 千ポンド(前年同月比5%増)
◆剥き身 アメリカ国内向け:17,925 千ポンド(前年同月比21%減)
輸出向け:19,109 千ポンド(前年同月比62%増)
合計:37,034 千ポンド(前年同月比8%増)
<7月単月出荷量の各国内訳>
日本向け剥き身 :1,180,377 ポンド(前年比11%増)
韓国向け剥き身 :1,433,100 ポンド(前年比19%減)
香港向け殻付き :84,145 ポンド(前年比59%減)
中国向け殻付き :当月出荷なし
インド向け殻付き :当月出荷なし
ドイツ向け剥き身 :2,907,870 ポンド(前年比47%増)
トルコ向け殻付き :当月出荷なし
UAE向け殻付き :396,828 ポンド(前年比350%増)
パキスタン向け殻付き:当月出荷なし
日本向けの剥き身に関しての2024年7月末迄の総出荷量は、37,075,214 ポンド(前年比1%増)とな っております。
最新情報
・5、6月は米国内向けの出荷が弱い月であったのに対し、7月は前年同月比で997%増と米国内向けの殻付きの出荷が非常に強かった。殻付きの輸出に関しては、前年同月比74%減と非常に弱かった。
・2023CROPの6月時点での成約数は19億5645万ポンドとなり、2022CROPの昨年同月時点の17億6168万ポンドを11%上回った。
・カリフォルニアで発生した山火事の影響は現在のところ確認されていないが、今後作柄等に影響する可能性はある。
・24CROPでは、最低15%作付け面積が減るという見方がある。