クルミの2024年4月の出荷統計が発表されました。
2024年4月の出荷量は殻付きが 10,819 ショートトン(以下st)で前年同月比約62%増、剥き身が 27,636 stで前年同月比で約25%増となりました。
<4月出荷量内訳>
◆殻付き アメリカ国内向け:1,010 千ポンド(前年同月比244%増)
輸出向け:20,627 千ポンド(前年同月比58%増)
合計:21,637 千ポンド(前年同月比62%増)
◆剥き身 アメリカ国内向け:22,224 千ポンド(前年同月比31%増)
輸出向け:33,047 千ポンド(前年同月比21%増)
合計:55,271 千ポンド(前年同月比25%増)
<4月単月出荷量の各国内訳>
日本向け剥き身 :6,306,404 ポンド(前年比1%減)
韓国向け剥き身 :4,479,273 ポンド(前年比19%増)
香港向け殻付き :89,130 ポンド(前年比30%減)
中国向け殻付き :当月出荷なし
インド向け殻付き :1,669,552 ポンド(前年比216%増)
ドイツ向け剥き身 :4,090,068 ポンド(前年比8%減)
トルコ向け殻付き :7,759,494 ポンド(前年比50%増)
UAE向け殻付き :925,932 ポンド(前年比60%減)
パキスタン向け殻付き:当月出荷なし
日本向けの剥き身に関しての2024年4月末迄の総出荷量は、27,338,978 ポンド(前年比4%増)とな っております。
最新情報
• 協会がまとめた2023年クロップ最終収穫量は805,035 ショートトン(約16億ポンド)となり、当初予想からは約13%の上振れとなった。
• 4月も殻付きの動きが好調。前年同月比で国内向け300%、輸出160%と、出荷数量が大きく伸びた。
• 通年累計出荷数量を見ると、国内・中東(特にカタール)・北アフリカ(アルジェリア、エジプト等々)への出荷が伸びている。一方で、中国(含む香港)、ジョーダン、サウジアラビアでは累計輸入量が減少している。
• 興味深い点として、チリも今シーズンは殻付き(176,368ポンド)、剥き実(92,680ポンド)をカリフォルニアから輸入している。
• 2024年クロップの開花はおおむね良好で、コンベンショナル、オーガニック共に二個なりが多いとされており、サイズはある程度まとまったシーズンになる期待がある。(極端な大粒、小粒は無いという意見が多い)