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クルミの2025年5月の出荷統計が発表されました。

 2025年5月の出荷量は殻付きが5,558,000ポンドで前年同月比約58.4%減、剥き身が31,764,000ポンドで前年同月比で約33.3％と減となりました。

＜5月出荷量内訳＞

◆殻付き　アメリカ国内向け：329 千ポンド(前年同月比75%減)
　　　　　　　　　輸出向け：5,229 千ポンド(前年同月比57%減)
　　　　　　　　　　　合計：5,558 千ポンド(前年同月比58%減)

◆剥き身　アメリカ国内向け：14,377 千ポンド(前年同月比26%減)
　　　　　　　　　輸出向け：17,387 千ポンド(前年同月比38%減)
　　　　　　　　　　　合計：31,764千ポンド(前年同月比33%減)

＜5月単月出荷量の各国内訳＞

日本向け剥き身　　　：5,532,486 ポンド（前年比48%減）
韓国向け剥き身　　　：3,647,995 ポンド（前年比23％減）
香港向け殻付き　　　：44,360 ポンド（前年比89%増）
中国向け殻付き　　　：0 ポンド（前年比0%）
インド向け殻付き　　：219,578 ポンド（前年比201％増）
ドイツ向け剥き身　　：4,480,335 ポンド（前年比0.6％減）
トルコ向け殻付き　　：5,429,449 ポンド（前年比70%減）
UAE向け殻付き　　    ：573,196 ポンド（前年比100%減）
パキスタン向け殻付き：0ポンド（前年比0%）

日本向けの剥き身に関しての2025年5月末迄の総出荷量は、385,303,533 ポンド（前年比20%減）となっております。

【参考情報】

中国の2025年産クルミは、黄砂や遅霜など天候不順により収穫減が懸念され、価格上昇と供給不足を予想する声があがっています。

一方、チリ産クルミの輸出は欧州向けを中心に大幅増加し、特にドイツやポルトガルで出荷が拡大。殻付きクルミでは、インド向けが35％減少し、代わってトルコが48％増で首位に。