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クルミの2025年7月の出荷統計が発表されました。

 2025年7月の出荷量は殻付きが 4,843,000ポンドで前年同月比約38.3%減、剥き身が 26,436,000ポンドで前年同月比で約28.6％と減となりました。

＜7月出荷量内訳＞

◆殻付き　アメリカ国内向け：244 千ポンド(前年同月比96%減)
　　　　　　　　　輸出向け：4,599 千ポンド(前年同月比155%増)
　　　　　　　　　　　合計：4,843 千ポンド(前年同月比38%減)

◆剥き身　アメリカ国内向け：15,379 千ポンド(前年同月比14%減)
　　　　　　　　　輸出向け：11,057 千ポンド(前年同月比42%減)
　　　　　　　　　　　合計：26,346千ポンド(前年同月比29%減)

＜7月単月出荷量の各国内訳＞

日本向け剥き身　　　：1,042,514 ポンド（前年比12%減）
韓国向け剥き身　　　：989,415 ポンド（前年比31％減）
香港向け殻付き　　　：54,900 ポンド（前年比35%減）
中国向け殻付き　　　：0 ポンド（前年比0%）
インド向け殻付き　　：654,765 ポンド（前年比-％）
ドイツ向け剥き身　　：1,429,750ポンド（前年比51％減）
トルコ向け殻付き　　：2,721,201 ポンド（前年比-%）
UAE向け殻付き　　    ：0ポンド（前年比100%減）
パキスタン向け殻付き：0ポンド（前年比0%）

日本向けの剥き身に関しての2025年7月末迄の総出荷量は、437,696,49 ポンド（前年比22%減）となっております。

【参考情報】

先月(7月)に見舞われた気象変動による高温から一段落し、クルミの主要産地である米カリフォルニアでは気温は穏やかで、水供給も十分のようです。収穫期である9月に向けて、サイズ・収量ともに好調な見通しです。

今後数週間は、米国の収穫スタートタイミングと品質、そして主要輸入国の買付動向が市場の鍵となります。