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クルミの2025年11月の出荷統計が発表されました。

 2025年11月の出荷量は殻付きが 50,153千ポンドで前年同月比約38.1%増、剥き身が 49,367千ポンドで前年同月比で約9.5％減となりました。

＜11月出荷量内訳＞

◆殻付き　アメリカ国内向け：1,170 千ポンド(前年同月比5%増)
　　　　　　　　　輸出向け：48,983 千ポンド(前年同月比155%増)
　　　　　　　　　　　合計：50,153 千ポンド(前年同月比38%増)

◆剥き身　アメリカ国内向け：17,015 千ポンド(前年同月比15%減)
　　　　　　　　　輸出向け：32,352 千ポンド(前年同月比6%減)
　　　　　　　　　　　合計：49,367千ポンド(前年同月比10%減)

＜11月単月出荷量の各国内訳＞

日本向け剥き身　　　：3,054,363 ポンド（前年比 +14%）
韓国向け剥き身　　　：3,064,710 ポンド（前年比 +3%）
香港向け殻付き　　　：108,360 ポンド（前年比 +29%）
中国向け殻付き　　　：128,970 ポンド（前年比 – 75%）
インド向け殻付き　　：9,039,686 ポンド（前年比 -14%）
ドイツ向け剥き身　　：9,661,203ポンド（前年比 +28%）
トルコ向け殻付き　　：23,049,189 ポンド（前年比 +221%）
UAE向け殻付き　　    ：3,730,552 ポンド（前年比 +128%）
パキスタン向け殻付き：41,887 ポンド（前年0ポンドから 41,887ポンド増加）

日本向けの剥き身に関しての2025年11月末迄の総出荷量は、110,679,565 ポンド（前年比8%減）となっております。

【参考情報】

9－10月の収穫最盛期に数年に1度レベルの降雨が続きましたが、収穫量への影響は最小限に抑えられ、最終的な収穫量は75万トン前後に着地する見込みです。 品質面では殻付きへの影響は多少あるようですが、剝き身に関しては重大な品質影響は見られていません。

上記収穫量増、品質良好の情報を受けて相場も昨年に比べて軟化傾向にございます。