クルミの2023年12月の出荷統計が発表されました。
2023年12月の出荷量は殻付きが32,756 ショートトン(以下st)で前年同月比約69%増、剥き身が23,330stで前年同月比で約3%増となりました。
<12月出荷量内訳>
◆殻付き アメリカ国内向け:2,927 千ポンド(前年同月比670%増)
輸出向け:62,585 千ポンド(前年同月比63%増)
合計:65,512 千ポンド(前年同月比69%増)
◆剥き身 アメリカ国内向け:17,711 千ポンド(前年同月比4%増)
輸出向け:28,949 千ポンド(前年同月比3%増)
合計:46,660 千ポンド(前年同月比3%増)
<12月単月出荷量の各国内訳>
日本向け剥き身 :2,281,935 ポンド(前年比14%減)
韓国向け剥き身 :3,090,465 ポンド(前年比3%減)
香港向け殻付き :22,000 ポンド(前年比80%減)
中国向け殻付き :88,184 ポンド(前年比100%増)
インド向け殻付き :6,212,413 ポンド(前年比292%増)
ドイツ向け剥き身 :8,545,626 ポンド(前年比20%増)
トルコ向け殻付き :20,002,987 ポンド(前年比23%増)
UAE向け殻付き :7,187,966 ポンド(前年比30%減)
パキスタン向け殻付き:744,053 ポンド(前年比30%増)
日本向けの剥き身に関しての2023年12月末迄の総出荷量は、6,895,789 ポンド(前年比6%減)とな っております。
最新情報
・殻付きの引き合い、出荷が非常に強くなっている。
・2023年クロップの収穫量は12月31日時点で782,122トンに達し、当初の収穫予想760,000 トンを大幅に上回る収穫量となった。
・9月からの累計総出荷量は、殻付きで前年比24%増、剥き身で前年比17%増で推移してい るが、供給可能数も上方修正されたため、大きな相場変動要因にはなっていない。
・12月の出荷統計については数字的には悪くはなかったと業界内では捉えられている。数字的には12月末時点で2023-24シーズンの可能販売数量の約60%前後を販売/契約し、全体 ボリュームの約40%前後が既に出荷された。