クルミの2024年2月の出荷統計が発表されました。
2024年2月の出荷量は殻付きが14,851 ショートトン(以下st)で前年同月比約43%増、剥き身が28,193 stで前年同 月比で約26%増となりました。
<2月出荷量内訳>
◆殻付き アメリカ国内向け:277 千ポンド(前年同月比50%減)
輸出向け:29,425 千ポンド(前年同月比46%増)
合計:29,702 千ポンド(前年同月比46%増)
◆剥き身 アメリカ国内向け:18,010 千ポンド(前年同月比13%増)
輸出向け:38,376 千ポンド(前年同月比33%増)
合計:56,386 千ポンド(前年同月比26%増)
<2月単月出荷量の各国内訳>
日本向け剥き身 :3,934,566 ポンド(前年比4%減)
韓国向け剥き身 :2,655,998 ポンド(前年比29%減)
香港向け殻付き :44,000 ポンド(前年比38%減)
中国向け殻付き :220,460 ポンド(前年比100%増)
インド向け殻付き :2,850,233 ポンド(前年比98%増)
ドイツ向け剥き身 :10,760,262 ポンド(前年比89%増)
トルコ向け殻付き :13,318,420 ポンド(前年比55%増)
UAE向け殻付き :1,883,996 ポンド(前年比67%減)
パキスタン向け殻付き:当月出荷なし
日本向けの剥き身に関しての2024年2月末迄の総出荷量は、14,891,282 ポンド(前年比5%増)とな っております。
最新情報
・引き続き、殻付き・剥き身ともに出荷は好調。
・特にインド(殻付き98%増)、トルコ(殻付き55%増)、ドイツ(殻付き89%増)、 中東/アフリカ(殻付き27%増)そしてEU(剥き実73%増)といった国々への出荷の伸び が顕著である。
・ドバイで開催された中東最大規模のフードカンファレンス“GULFOOD”の開催期間(2024 年2月17日~2月21日)やそれ以降のタイミングで、チリ産クルミの2024年CROP価格がオファーされ始め、カリフォルニア産よりも高値となったことから、各国のカリフォルニア産への需要のシフトが大きくなった。