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クルミの2025年4月の出荷統計が発表されました。

 2025年4月の出荷量は殻付きが4,896,000ポンドで前年同月比約76.9%減、剥き身が45,798,000ポンドで前年同月比で約18％と減となりました。

＜4月出荷量内訳＞

◆殻付き　アメリカ国内向け：1,284 千ポンド(前年同月比127%増)
　　　　　　　　　輸出向け：3,611 千ポンド(前年同月比82%減)
　　　　　　　　　　　合計：4,895千ポンド(前年同月比76%減)

◆剥き身　アメリカ国内向け：14,431 千ポンド(前年同月比35.3%減)
　　　　　　　　　輸出向け：31,367 千ポンド(前年同月比6.6%減)
　　　　　　　　　　　合計：45,798千ポンド(前年同月比18%減)

＜4月単月出荷量の各国内訳＞

日本向け剥き身　　　：5,468,671 ポンド（前年比13%減）
韓国向け剥き身　　　：3,040,651 ポンド（前年比35％減）
香港向け殻付き　　　：875 ポンド（前年比99%減）
中国向け殻付き　　　：0 ポンド（前年比100%減）
インド向け殻付き　　：195,144 ポンド（前年比86％減）
ドイツ向け剥き身　　：11,914,062 ポンド（前年比185％増）
トルコ向け殻付き　　：1,719,868 ポンド（前年比77%減）
UAE向け殻付き　　    ：220 ポンド（前年比99%減）
パキスタン向け殻付き：0ポンド（前年比100%減）

日本向けの剥き身に関しての2025年4月末迄の総出荷量は、353,440,839 ポンド（前年比19%減）となっております。

【参考情報】

・2025年はチリ産クルミの収穫量が前年比15%増加しており、特に、チャンドラー種は品質・歩留まりが良好

・市場は、アメリカ関税等の影響もあり不安定だが、現状は価格は安定して推移している

・中期予報では、週末までに今年初めての華氏100度（摂氏37−38度）が出るのではないかとの予報もあり、熱波への懸念が高まっている