クランベリーは北米大陸原産の果物です。歴史は古くアメリ力先住民は、食用、染料、医薬品としても使用していたと言われています。
そして17世紀アメリカ開拓時代、栄養失調で苦しむ開拓者に先住民はクランベリーを提供し、開拓者にとってクランべリーは大切な食物となっていきました。
アメリカでは11月の第4木曜日のThanks giving Day(感謝祭)に、七面鳥にクランベリーソースを添え、食べることが伝統となっています。
クランベリーの自然な赤い色と、しっとりソフトな食感はパンや焼菓子はもちろんパンケーキやサラダなどのお料理まで多くのメニューに彩りを添え、同時に栄養も補います。
開花
6~7月ごろに薄いピンク色の花が咲きます。
この花の形が、鶴(クレイン)の頭に似ていることからクランベリーという名前が付きました。
結実
ミツバチによる受粉が行われ、7~8月にかけて果実は約10mm程度に成長します。
収穫
10月頃、実が赤く色付いたら収穫へのサイン。
クランベリーのほとんどが“ウエットハーベスト”と呼ばれる畑全体に水を張って実を浮かせる
*独特の収穫方法で収穫されます。
休眠
年間の半分近くは氷点下になる北米の寒冷地で栽培されており、氷に覆われる事で、冬場、木は冬眠します。
デルタインターナショナルがご提供するグレースランド社の色鮮やかなクランベリーは、製菓製パン、サラダなどをよりおいしく彩る食材として、丁寧に製造しています。
クランベリーは洗浄された後、選別してすぐに冷凍します。収種後の鮮度を保つと同時にクランベリーの硬い皮を柔らかくし、のちの工程(スライス、シロップ漬け)を容易にする大きなメリットがあります。
半解凍されたクランベリーをスライス加工した後、専用のタンクでゆっくりと時間をかけてシロップ漬けにし、乾燥します。
クランベリーには果実由来のポリフェノールである、 プロアントシアニジン・アントシアニンがたっぷり含まれています。
ポリフェノールは動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などを引き起こす 活性酸素を取り除き、酸化を抑える抗酸化物質の一種です。
また、USDA(アメリカ農務省)が2004年にまとめた、
くだものに含まれるプロアントシアニジン総量についてのデータでは、
生のクランベリーのプロアントシアニジンは418mg。
ワイルドブルーベリーよりも多く、ストロベリーのおよそ3倍の量です。
クランベリーソフトモイストの鮮やかな色合いをアクセントにしたクッキーです。
薄力粉ではなくフランスパン専用粉を使い、ざっくりと歯応えのある食感に仕上げ、
やわらかくしっとりとしたクランベリーの食感がいきるようにしています。
ホワイトチョコレートの甘さとクランベリーの酸味がお互いを引き立てあいます。