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ドライフルーツキャンディー。 2019年03月01日

栁川かおり

栁川かおり

医師/料理家

今年のバレンタインは我が家の息子もお友達からチョコをもらえたようで。ホワイトデー、どうする? と聞いたら、「そうだな~。何作る??」という答え。え? 作る??

私は何を買う? という気持ちで聞いたのに、息子の中ではすでにお菓子を作ることになっているらしい。娘のバレンタインの様子を見ている息子にとっては、「お菓子=作る」とインプットされているのかもしれません。

それに息子はお菓子が大好き。普段の料理のお手伝いはあまり喜ばないけれど、お菓子作りとなるとやる気を出す。急に思い立って、一人で作ったこともあるくらいです。最近はお菓子作りも、男の子も女の子もなくやるのが普通なのかもね。変な先入観を持っちゃいけないなと、少し反省。

 

だけど息子は、何チョコ作ろうか~と悩み始めたから、それはちょっと待った! ホワイトデーはチョコじゃなくて、キャンディーとかクッキーが多いかな? クッキーは作ったこともあるけど、キャンディーは作れるの? という話になった。お砂糖とお水があれば作れるとは思うけど、確かに作ったことはないよね。

材料もシンプルだからと、早速作ってみることにした。それが予想外なことに、簡単そうで実はとっても難しい。加熱を失敗すると結晶化してしまうし、加熱しすぎるとカラメルになってしまう。熱々だと泡立って作業もできないから、少し冷ましてやろうとすると固まり始めてしまう。なかなか思うようにいかないんです。

そんなことでなんとかできたものは、スプーンで小さく落とした飴の上にドライフルーツをのせた小さなキャンディー。ドライクランベリーとドライブルーベリー、ドライパインの3色をのせてみる。かわいい形にしたり、ロリポップ風にしたりできたらよかったのだけど、今はまだこれが限界だと思う。

出来上がったキャンディーを食べてみると、ドライフルーツの酸味と甘いキャンディーの組み合わせは、リンゴ飴を思い出す。お祭りで売っている飴細工の職人さんが、急にすごい人に思えてきた。やっぱり職人さんってすごい!

でも、これはこれで。澄んだ飴の上にのったドライフルーツがキラキラと光ってとってもかわいい。ひとつずつ丁寧に包んだら、しっかり気持ちも伝わるかな。

今回使った商品

くだもの屋さんのブルーベリー
Fruit Market Series Dried Blueberries
くだもの屋さんのパイナップル
Fruit Market Series Dried Pineapples
くだもの屋さんのクランベリー
Fruit Market Series Dried Cranberries
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記事ライター

栁川かおり 医師/料理家

2児のママ。出産を機に2011年より料理ブログを開始。シンプルな料理をより美味しく!をモットーに、まいにち食べても飽きないような「おうちごはん」を目指す。2012年日本テレビ系「ヒルナンデス!」内の史上最大の家庭料理コンテスト「レシピの女王シーズン2」にて優勝し、初のレシピ本を出版。

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高橋 善郎 料理家/トライアスリート

和食料理人である父の影響により、幼少から実家店舗で料理の基礎を学び、現在も料理家の仕事と両立して和食料理店に立ち腕をふるう。食に関する9つの資格を有しており、企業のレシピ開発やTVなどのメディアでも活躍中。トライアスロンの国内大会では年代別優勝するほどの実力で「食✕スポーツ」の普及活動も精力的に行っている。

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