おかずに入ったフルーツが苦手でした。例えば酢豚のパイナップルや酢の物のみかん。子供の頃の給食のおかずで時々登場していたんです。でも、よくよく考えてみたら、酢豚の甘酢あんには思った以上に砂糖を使うし、酢の物の三杯酢にも結構な量の砂糖が入ります。フルーツも同じ「甘酸っぱい」ものなのになぜか苦手なのは、もしかしたら「温かいから」かもしれないと、最近思うようになりました。

そのきっかけはフルーツのサラダは好きだということに気が付いたから。フルーツの甘酸っぱさがドレッシングの一部になるおかげで、味付けは塩とオリーブオイルだけでもしっかり美味しいサラダになる。秋は柿や無花果、冬はリンゴ、春はイチゴ、そして夏はブルーベリーやキウイ。

ちょうど今が旬のキウイは、グリーンとゴールドの2種類を使って。

7月22日は「７（ナ）と２２（ッツ）」の語呂合わせでナッツの日。毎日暑いこの時期は食欲もグンと落ちやすく、栄養が偏って体調も崩しがち。小さな1粒に栄養素がぎゅっと詰まったナッツは夏の体調管理にもぴったりかも。よく夏バテにはビタミンBが豊富な豚肉と言うけれど、ナッツにもビタミンB群は豊富。冷房の効いた職場や冷たい物の食べすぎ飲みすぎで夏の冷えも意外にあなどれない。そんな時は血行促進のビタミンEが効果的と言いますが、これもナッツにしっかり入っています。

食べやすく切ったキウイに、葉物野菜と1日1袋が適量の「一週間分のロカボナッツ」を1袋加えて、塩とオリーブオイルを混ぜるだけであっという間に夏にぴったりなサラダの出来上がり。忙しい朝にも、疲れて帰った夜にも。これで夏のエネルギーを気軽にしっかりチャージできますね。