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カシューナッツとかぼちゃのマフィン。 2022年10月28日

栁川かおり

栁川かおり

医師/料理家

 

 

夏のお菓子作りは、もっぱら冷たいおやつ。今年は特に豆花ばかり作っていました。あんなに毎日のように食べていたのに、いつの間にかぱったりと作らなくなって、代わりにオーブンの出番が増えてきました。パンを焼いたり、スコーンを焼いたり、マフィンを焼いたり。シンプルに作ることも多いけれど、季節のフルーツや野菜でいろいろアレンジをするのも愉しみのひとつ。秋に作るとしたら、やっぱりかぼちゃ。ハロウィンも近いから、なおさらかぼちゃに惹かれるのかも。

 

 

「お菓子作り」と言っても、私の作るものはそんなに手の込んだものではなく、いつも焼きっぱなしのものばかり。こういうおやつは、材料が家にあることが多いし、工程もシンプルだから子どもたちとも作りやすいというのも、よく作る理由かもしれません。我が家の子どもたちも小さい頃から一緒にお菓子作りをよくしていたもの。いつも出番は最初のバターと砂糖をぐるぐる混ぜるところから。いくら混ぜても混ぜ過ぎることもないので、思いっきり混ぜて大丈夫。それに、疲れる作業のひとつなので、私もラクができるのです。そのあとのちょっとコツが必要な粉を混ぜたりするあたりは少し休んでもらって、最後の仕上げのトッピングでまた出番がやってきます。

 

 

今回のトッピングは「ナッツ屋さんの深煎りカシューナッツ」。「深煎り」の名前のとおり、しっかりとした香ばしさがあって、私のお気に入りナッツのひとつ。そのまま食べてももちろんいいのだけれど、お菓子作りにもぴったり。ざっくりと大まかに砕いたら、半分はかぼちゃと一緒に生地に混ぜ込んで、残り半分はトッピングに。ふんわりしっとりのマフィンにザクザクとした食感のものが入るのが好きで、マフィンにはよくクランブルやナッツをのせたくなります。お菓子作りにはアーモンドやクルミをよく使うのですが、たまには違うナッツもいいなぁと、カシューナッツを手に取る。カシューナッツの柔らかい味と甘さは、かぼちゃとの相性もいいと思うのです。

我が家の子どもたちは、今ではもう一人でもマフィンが作れるくらいの歳になったから、次は作ってもらおうかな。

今回使った商品

ナッツ屋さんの深煎りカシューナッツ
Nut Market Series Extra Dry Roasted Cashew Nuts
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記事ライター

栁川かおり 医師/料理家

2児のママ。出産を機に2011年より料理ブログを開始。シンプルな料理をより美味しく!をモットーに、まいにち食べても飽きないような「おうちごはん」を目指す。2012年日本テレビ系「ヒルナンデス!」内の史上最大の家庭料理コンテスト「レシピの女王シーズン2」にて優勝し、初のレシピ本を出版。

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高橋 善郎 料理家/トライアスリート

和食料理人である父の影響により、幼少から実家店舗で料理の基礎を学び、現在も料理家の仕事と両立して和食料理店に立ち腕をふるう。食に関する9つの資格を有しており、企業のレシピ開発やTVなどのメディアでも活躍中。トライアスロンの国内大会では年代別優勝するほどの実力で「食✕スポーツ」の普及活動も精力的に行っている。

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