高橋善郎
料理家/トライアスリート
新年が明けたと思ったらもう2月。年末のおせち仕事の名残がまだ残っていますが、スーパーには春の食材が少しずつ並んできましたね。この時期は野菜や果物での名残と走り(「走り」は出始めの食材や初物の意味で「名残」は時期的に終わりのもの)が特に多くあってまた次のシーズンまで味わえないとなるとちょっと寂しい気持ちも。
とはいえ、今は栽培環境も進化していてどの時期でも手に取ることができる食材も多くなってきています。そして、栽培環境だけでなく、ドライフルーツの進化にも注目なんです。
ここ数年、高橋家ではナッツやドライフルーツがより身近なものになっていますが、最近のドライフルーツの進化はすごいなあと思います。
そう思ったのも「3種のドライフルーツ」を食べたのがきっかけ。3種のドライフルーツは地中海の太陽をたっぷり浴びて育った「デーツ」・「いちじく」・「アプリコット」をドライフルーツにしたもの。ドライフルーツは比較的日持ちするものが多いとはいえ、一度封を開けてしまうと香りや食感が落ちてしまって、早く食べなきゃ・・・という気持ちになりがちですよね。でも、「3種のドライフルーツ」は1個ずつ個包装になっているので食べたい時に、ドライフルーツ本来の香りと食感、味わいが楽しめるんです。
今まではドライフルーツをビニール袋などに入れて持ち運んで補給食としてトレーニングやランの間に食べていましたが、あらかじめ個包装されているので本当に重宝しています。食品添加物を使用していない分、自然な色合いでその時体が欲しているフルーツを摂れるので、選べる楽しさも。アスリートにとって砂糖や保存料などが入っていないのは商品を選ぶ大切なポイントです。
これまで色々なドライフルーツを食べてきたからこそ思うのですが、本当に美味しいドライフルーツって素朴だけど食べ飽きない味なんじゃないかなと、僕個人としては感じています。
ドライフルーツも今はバリエーションが豊富ですがぜひ、ここ最近の進化が詰まっている「3種のドライフルーツ」を味わってみてください。
2児のママ。出産を機に2011年より料理ブログを開始。シンプルな料理をより美味しく!をモットーに、まいにち食べても飽きないような「おうちごはん」を目指す。2012年日本テレビ系「ヒルナンデス!」内の史上最大の家庭料理コンテスト「レシピの女王シーズン2」にて優勝し、初のレシピ本を出版。
和食料理人である父の影響により、幼少から実家店舗で料理の基礎を学び、現在も料理家の仕事と両立して和食料理店に立ち腕をふるう。食に関する9つの資格を有しており、企業のレシピ開発やTVなどのメディアでも活躍中。トライアスロンの国内大会では年代別優勝するほどの実力で「食✕スポーツ」の普及活動も精力的に行っている。