栁川かおり
医師/料理家
ナッツの中で一番よく家にあるのがクルミかもしれません。サラダの仕上げに砕いてかけたり、胡麻和えのように野菜をクルミ和えにしたり、おこわやご飯に炊き込んでも意外と美味しいんです。だけど一番たくさん使うのはお菓子作りとパン作り。こういう時に使うクルミは塩やオイルを使っていない生クルミが必須。小さなパッケージのクルミだとすぐになくなってしまうので、たっぷり入った1kgパックも意外と使い切れるんです。クレイン社のカリフォルニア生クルミ1kgパックはパッケージがスタンドパックになってデザインもリニューアル。はさみがいらずにチャックも開けやすくなっていました。大きな袋はごろんと横になってしまうと、クルミがこぼれ落ちてきて大変だったりするのですが、スタンドパックならそんな心配も必要ないですね。
そんなクルミ。クルミパンにはぎっしり入っていて欲しいので、自分で作るときも生地に混ぜ込むときにはたっぷりと入れています。パンは発酵すると膨らむので、ちょっと多いかなと思うくらい入れた方が意外とちょうどいいのです。カンパーニュのようなハード系のパンにも、ふんわり柔らかいおやつパンにもクルミは合うし、レーズンと一緒に入れたり、チョコチップと一緒にするのも大好きな組み合わせ。
それから、お菓子作りに使う時は、クッキーに入れることが一番多いかもしれません。クッキーの中でも特に好きなのが、サクッとかるいスノーボウル。まわりを真っ白な粉砂糖で覆った、ころんとかわいい見た目もお気に入りなところ。作り方も意外と簡単で、型を使わずに手でころころ丸めて作るので、子供たちが小さい頃にはよく一緒に作った思い出もあるクッキー。いろんな味で作れるけれど、我が家の定番はクルミをたっぷり入れたスノーボウル。ザクッとカリッとクルミがアクセントになって、ついついたくさん食べてしまうのが悩みです。久しぶりに作りたくなったクルミのスノーボウル。やっぱりこのクッキーはクルミが合いますね。
2児のママ。出産を機に2011年より料理ブログを開始。シンプルな料理をより美味しく!をモットーに、まいにち食べても飽きないような「おうちごはん」を目指す。2012年日本テレビ系「ヒルナンデス!」内の史上最大の家庭料理コンテスト「レシピの女王シーズン2」にて優勝し、初のレシピ本を出版。
和食料理人である父の影響により、幼少から実家店舗で料理の基礎を学び、現在も料理家の仕事と両立して和食料理店に立ち腕をふるう。食に関する9つの資格を有しており、企業のレシピ開発やTVなどのメディアでも活躍中。トライアスロンの国内大会では年代別優勝するほどの実力で「食✕スポーツ」の普及活動も精力的に行っている。